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執筆者の写真BodyDesignWorks

自分に合った適切な活動量を知る重要性

人によって積極的に活動する人とそうでない人がいますね。



先日、読んでいる本の中で面白い内容がありました。人それぞれで基本活動量が決められているというものです。

その中では、哺乳類の自発的エネルギー活動に関する研究として以下の実験結果が紹介されていました。

サルを自由に動き回ったり、登ったり、さまざまな活動や行動ができる大きな檻に入れて、その動きの量を数値化すると、個々のサルで活動量に差が出るというものでした。これは当然の事と思いますが、日によって変わるのではなく、継続しても変わらないというのです。

また、次の実験では、同じサル達を身動きのできない制約された檻に半日いれ、その後の半日は大きな檻に戻すと、すべてのサルが24時間の通常の基本活動量に達するように後半の半日で埋め合わせをすることがわかった。これは週単位でも同じだったということなのです。


これは、人についても言えるかもしれません。

それぞれの人で基本の活動量があり、大きい人、平均的な人、小さい人がいて、これは体の大きさとは関係なく、アスリートが小さい場合や一般の人が大きい場合もあるということです。


特にアスリートの場合、トレーニングを遺伝的素因に見合ったものにしなければ、求める結果に繋がらなかったり、体調不良やケガにも繋がります。なかなか結果に繋がらないと練習量や強度が足りないと考え、増やしがちですが、もしかすると既にオーバーワークになっている可能性もあります。まずは、自分の適切な活動量を知ることが大切です。

とは言え、なかなか基本活動量を知る術がありません。これには、体調やパフォーマンス、心理状態をモニタリングしていくことで把握することができ、トレーニングプログラムの検討は、


量:何キロ走るのか?何分走るのか?何回行なうのか?など

強度:どのくらいの速度で走るのか?どのくらいの負荷を用いるのか?など

種類:ランニング、自転車、ウエイトトレーニングの種目など

休息:セット間のインターバルや次のトレーニングまでの間隔など


の調整とバランスが必要です。


自分がどのくらいの身体活動を必要としているのか?その量は現在十分に足りているのか?不足しているのか?活動量をどう確保するのか?は健康を維持するためやスポーツのパフォーマンスを向上させるために重要です。

まずは現在の日々の身体活動量がどの程度かを知ることが大切ですね。ただし、一般の方で特にスポーツやトレーニングをしていない方の活動量が少ないのは間違いないと思います。

是非、自分に合った活動を自分ができる方法で始めることをおすすめします。


もしパーソナルトレーニングにご興味があれば当ジムBodyDesignWorksへお越しください。体験トレーニングも実施中です。


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