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食欲の仕組みを理解して、太りにくい体を作る!

更新日:8月19日

私たちの「食欲」には、大きく分けて2種類があります。


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1️⃣ 生命維持のための食欲

これは、生きるために必要な食欲です。


・空腹になると食欲が増す

・満腹になると食欲が減る


体内の脂肪を一定に保つために、脳の視床下部がこの食欲を制御しています。

視床下部は、体温や血圧、ホルモン、睡眠など、身体の状態を一定に保つ「恒常性」を維持する重要な部位です。


2️⃣ 嗜好性の食欲


もう一つは、「美味しいからもっと食べたい」という食欲です。

生命維持のための食欲を超えて、食べ過ぎや脂肪の蓄積につながる原因です。

この食欲は脳の報酬系が制御しています。


食欲を左右するホルモン:レプチン

・レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、脂肪の増減を脳に伝えます

・脂肪細胞が大きくなるとレプチンが増え、満腹感を脳に知らせます

・しかし、習慣的な過食を続けると、脳に情報が届きにくくなります(レプチン抵抗性)

 → 空腹感や食欲のコントロールがうまくいかなくなります


嗜好性の食欲と報酬系の仕組み

・甘いものや脂っこいものを食べると、脳内でβエンドルフィンが分泌され「美味しい!」という快感が得られます

・この快感情報は中脳に伝わり、ドーパミンが放出されます

・結果、次も「美味しい」を体験したくなり、行動が強化されます


これが報酬系です。

つまり、満腹でもケーキやポテチを見ると「もっと食べたい」と感じるのは、この仕組みが働いているからです。


食欲コントロールのポイント


この2つの食欲を理解し、コントロールすることが、


・ダイエット成功

・太りにくい体作り


には不可欠です。


💡 まとめ

・食欲には「生命維持のため」と「嗜好性」の2種類がある

・過食や高カロリー食でホルモンや報酬系の仕組みが狂う

・食欲の仕組みを理解することで、無理なく食事をコントロールできる

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