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体内時計と朝食のタイミング

「朝食」は朝食べるから朝食なのでしょうか?


英語で朝食はbreakfast(ブレックファスト)と言います。breakは壊す、破るという意味で、fastは断食、絶食という意味です。ですので、breakfastは夕食を食べてから長い時間の断食期間を破って食べ物を口にするという意味になります。


例えば夜7時に夕食を摂り、朝7時に朝食を摂ると12時間の断食期間を破っての食事ということになります。この断食期間が非常に大切です。夕食が遅い場合や夜中に夜食を食べたりしていると内臓器の働きにメリハリがなくなり、常に消化吸収のために働き続けなければなりません。そうすると朝起きてもお腹が空いたと感じにくくなり、朝食を抜いたり、お腹が空いていないにも関わらず朝食を摂ることになります。これは太りやすくなる大きな要因になります。


以前、ファスティングについての記事でも紹介しましたが、断食期間を16時間開けることが健康にとっても、減量にとっても良いということでした。これは今回の体内時計をリセットするために朝食を摂ろうということと合わせて考えると無理があるかも知れませんが、大切なのは空腹の時間を設けるということではないでしょうか。


夕食をできるだけ早い時間に摂り、十分な時間を空けて空腹の状態で朝食を摂ることで太りにくく、体内時計を正確に刻める体にすることが可能になります。

現代の生活では時間の管理が思い通りにいかないことも多いので、難しい部分も多いと思いますが、できれば身体のために、食事の時間を空けて、空腹で美味しい食事を摂れるようにしたいですね。

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