アイスのカロリーは他のお菓子と比べると低いという印象があるので、調べてみました。
アイスと言っても様々な種類があるのですね。
アイスクリームとは、乳固形分が15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)入っているもの。アイスミルクは、乳固形分が10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)入っているもの。ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上のもの(乳脂肪分の量は問われません)。氷菓は、上記以外のものです。
例えば、『ハーゲンダッツ バニラ』、『MOW バニラ』、『PINO』はアイスクリーム、『雪見だいふく』、『チョコモナカジャンボ』はアイスミルク、『エッセルスーパーカップ 超バニラ』、『爽 バニラ』はラクトアイス、『ガリガリ君』は氷菓になります。
一般的なアイスクリームの成分は以下になります。
1. 乳成分: - 牛乳または乳製品(クリーム、ミルクなど)が含まれます。これはアイスクリームのベースとなる部分で、脂肪分とタンパク質を提供します。
2. 糖分: - 砂糖やシロップが追加され、甘味を与えます。これはアイスクリームの甘さを補う役割を果たします。
3. 安定剤・乳化剤: - グアーガム、キサンタンガム、カラギーナンなどの安定剤が使用され、アイスクリームの構造を安定させます。また、乳化剤は油と水を結合させ、滑らかなテクスチャーを作り出します。
4. 風味: - バニラ、チョコレート、フルーツ、ナッツ、および他の風味付け材料が使用され、アイスクリームに特有の味を与えます。
5. 色素: - 天然または合成の色素が使用され、アイスクリームの外観を調整します。 これらの成分は、製造プロセスによって微妙に異なる場合があります。また、特定の種類のアイスクリームには追加の成分が含まれる場合があります(例:チョコレートチップ、クッキーの破片など)。
では、アイスのカロリーは実際にはどうでしょうか?
1.アイスクリーム
・ハーゲンダッツ バニラ:容量110ml / 244kcal / タンパク質4.6g / 脂質16.3g / 炭水化物19.9g
・MOWバニラ:容量140ml / 225kcal / タンパク質4.3g / 脂質10.2g / 炭水化物28.9g
・PINO:容量60ml / 186kcal / タンパク質2.4g / 脂質12.0g / 炭水化物17.4g
2.アイスミルク
・雪見だいふく:容量94ml / 166kcal / タンパク質2.0g / 脂質5.2g / 炭水化物27.6g
・チョコモナカジャンボ:容量150ml / 314kcal / タンパク質3.5g / 脂質17.9g / 炭水化物34.6g
3.ラクトアイス
・エッセルスーパーカップ 超バニラ:容量200ml / 374kcal / タンパク質5.6g / 脂質23.4g / 炭水化物35.3g
・爽バニラ:容量190ml / 230kcal / タンパク質3.2g / 脂質11.4g / 炭水化物28.6g
4.氷菓
・ガリガリ君ソーダ:容量105ml / 66kcal / タンパク質0g / 脂質0g / 炭水化物16.8g
という結果になりました。
必ずしも他のお菓子と比べて低カロリーとは言えないですね。
氷菓は基本的には砂糖水を固めたものなので低カロリーですが…
ちょっと気になって調べてみましたが、アイスと言っても色々あるのですね。
食べる時は出来るだけ栄養成分表示をみて、低カロリーなものを選ぶのが良さそうですね。
ちなみにダイエット中でもアイスが食べたい方に向けて、低カロリーなアイスの選び方を紹介します。スーパーやコンビニで手軽に購入できるこれらのアイスは、他のアイスに比べると良いかもしれません。
氷菓やシャーベットを選ぶ: 上記のように氷菓は乳固形分がほとんどないため、比較的低カロリーです。シャーベットや果汁を凍らせたアイスキャンディーも氷菓に該当します。
低糖質アイスを選ぶ: 今は低糖質なアイスも販売されています。糖質を多く含むアイスは血糖値を上昇させることがありますので、血糖値の急上昇は肥満の原因となるため、低糖質の選択がおすすめです。
一個200kcal以下のものを選ぶ: あくまでも一つの目安ですが、間食のカロリーを調節することが大切です。一般的には一日200kcal程度の間食が適量とされています。当然、食事で摂取するカロリーや活動量によりますが、アイスを選ぶ際には、一個あたりのカロリーをチェックしましょう。
以下はコンビニやスーパーで手に入る低カロリーな市販のアイスの一部です:
赤城乳業「ガリガリ君 ソーダ」: 105mlで66kcal
グリコ「パピコ チョココーヒー」: 80ml×2本で178kcal
井村屋「あずきバー」: 80mlで147kcal
森永製菓「アイスボックス グレープフルーツ」: 135mlで15kcal
これらのアイスは、ダイエット中でも比較的、楽しめる選択肢ですね。
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