加工食品は4つに分類できます。
生のリンゴ1個半を食べるのに「17分」掛ったが、ジュースにすると「1分半」で飲み干しました。食物に対して加熱や液体化といった「加工」を施すと、同じ量でも短時間で食べられてしまいます。
グループ①:未加工または最小限に加工された食品
野菜、果物、卵、魚などの未加工食品。乾燥、煮沸、冷凍野菜、冷凍果物など
グループ②:加工食材
植物油、蜂蜜、メープルシロップ、砂糖、バターなど
グループ③:加工食品
蒸したチキン、マグロの缶詰、野菜の缶詰、シロップ漬けの果物など
グループ④:超加工食品
人工調味料、甘味料、香料、着色料、乳化剤、安定剤、保存料などを用いて加工したもの
超加工食品には果糖ブドウ糖液糖などの糖や塩、トランス脂肪や飽和脂肪が多く添加され、食物繊維やタンパク質、微量栄養素が少ないという特徴があります。
トウモロコシは未加工なのでグループ①、コーンの缶詰に加工するとグループ③、コーン風味の人工調味料や添加物、保存料を使って作られたコーンスナックはグループ④
超加工食は未加工食よりも
・食品1gあたりのエネルギー量が多くなる。
・食べる速度が速くなる。
・単位時間あたりの摂取量が多くなる。
・タンパク質の摂取量が少ない。
・満腹感を感じる前に多くの食事を摂ってしまう
という特徴があり、当然、太りやすくなります。
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