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眼をコントロールする

執筆者の写真: BodyDesignWorksBodyDesignWorks

前回は視覚の3つの機能(感覚機能、運動機能、情報処理機能)について考えました。

今回はその中の運動機能について考えてみましょう。



私たちは運動(動作)をするとき、筋活動を行います。そのとき基本的には中枢(脳・脊髄)神経から末梢神経へ電気刺激が伝わることで筋活動が起こります。

体の動きについてはトレーニングすることが多いと思います。


しかし、私たちが運動(動作)するときは必ず外部からの情報の入力に対しての反応として動作を起こします。その情報収集をするのが5感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)です。

その中で80%の情報収集源が視覚です。そして眼は見る対象物の方向を向かないと情報収集できません。

では、どのように対象物を見るかですが、一つ目は体の向きを対象物に合わせる。二つ目は頭を対象物の方向に向ける。三つ目は眼を対象物に合わせる。この3つの方法があります。例えば誰かと話をするときは相手の方向に体の向きを合わせますね。

この中で最も効率の良いのが眼球運動です。体全体や頭を動かすことは時間が掛かり、エネルギーのロスにもなります。眼だけが効率よく動き対象物を捉えることが最も早くて効率が良いわけです。


でも、体を動かせる筋肉のトレーニングはしますが、眼を動かせる筋肉のトレーニングはほとんどされません。そもそも眼の筋肉をトレーニングするということも一般的でなないと思います。

一度、眼の動きを確認してみてください。まず両方の人差し指を立てて左右に広げます(広げる幅は視界で捉えられる距離)。次にその指を左右の眼で右・左とゆっくりと交互に見ることを繰り返しましょう。どうでしょうか。眼だけがスムーズに動いたでしょうか?頭も一緒に動かなかったでしょうか。また、スムーズに眼は動いたでしょうか?これは上下や斜めなど様々な方向で出来ます。


私たちはパソコンやスマホ、タブレットなど狭い視界の中で生きています。一定の距離で眼球の動く幅も非常に狭いです。そうなると眼の筋肉は他の筋肉と同様に衰えます。

眼の運動性が落ちると判断や反応力にも影響します。

特にスポーツ選手では、非常に広範囲で素早い眼球運動が必要です。


次回は眼球運動に関わる筋肉について考えます。


視覚(ビジョン)を鍛えるということも身体トレーニング同様に大切ですね。

当ジムでは視覚(ビジョン)も合わせたトレーニングのご提案もさせていただいております。

ご興味のある方は是非お問い合わせください。

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