ここ10年程で、体幹という言葉はスポーツ選手だけでなく、一般の方にもすっかり定着しました。
体幹には様々な考えた方や捉え方があると思いますが、基本的にはコアとなる胴体部分を指します。
頭部には脳を守るための頭蓋骨が、胸部には心臓や肺といった生きるために欠かせない臓器を守る肋骨があり、骨盤は内臓器を受け止め、体の土台となる役割がありますが、腰部には脊柱以外に骨はありません。それは様々な動きが出来るようにするためです。
イメージできると思いますが、肋骨から胴体部分、骨盤までが硬い骨で覆われると私たちの動きはかなり制限されたものになります。
肩関節も同じですが、可動性を獲得するために安定性が脆弱になります。
そこで何でその脆弱性を補うかというと筋肉です。
肋骨から骨盤までの間には様々な筋肉が層になって付いています。
深層部には腹横筋、腰方形筋、腸腰筋など、表層には腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、脊柱起立筋などが体幹部を守り、動きを作っています。また、横隔膜や骨盤底筋も体幹の安定には重要です。
それ以外にも骨盤の傾斜に関わる大腿四頭筋やハムストリングなど股関節の動きに関わる筋肉も体幹部には関わるとも言えます。
そこでおすすめなのがスタビライゼーショントレーニングです。
スタビライゼーションはスタビリティ=安定性を高めるトレーニングです。
様々なメディアや媒体で紹介されているので良く目にすると思います。
トレーニング種目はシンプルですが、ポイントを押さえて行うことが大切です。
一番良く行われているものはフロントプランクです。
このトレーニングはつま先と肘で体を支えて保つトレーニングですが、地面についているつま先と肘以外は宙に浮いているので、すべての部分のコントロールが必要です。
簡単なようですが、骨盤の前後・左右の傾きや足首や膝、股関節、肩甲骨の位置など意識するポイントは多岐に渡ります。
ポイントを押さえてしっかりと行うことが出来れば上記で挙げた様々な筋肉を強化できるかなり有効なトレーニングです。
その他にもたくさんのスタビライゼーショントレーニングがありますので、是非、体幹トレーニングをしませんか?
当ジムでは、体幹トレーニングも丁寧に指導させていただきます。ご興味があれば、お気軽に一度、体験トレーニングをご利用ください。
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