オートファジーとは『古くなった細胞を自食作用で新しく生まれ変わらせる』体の仕組みです。細胞は生存するために環境に適応しようとします。オートファジーは体が飢餓状態になることでより活性化されます。それは、食事から摂取されるタンパク質が制限されることにより、細胞自身の中にあるタンパク質を使って新たに細胞を作り出すからです。
ほとんどの人が朝・昼・晩と1日に3食の食事を摂ると思います。でも本当に体は3食を必要としているのでしょうか。『食べるのが普通』や『習慣的になっている』という場合が大半ではないでしょうか。ヒト以外の動物は、空腹になることで食べ物を探し、生きるために摂取すると思います。ヒトもその機能を取り戻さないといけないのではないでしょうか。
大切なのは空腹を感じることだと思います。習慣的に運動を行っている場合は別ですが、そうでない場合は、エネルギーの過剰摂取になっています。その余分なカロリーは脂肪となり蓄積されます。また、疲れやだるさの原因となるだけでなく、糖尿病や高脂血症などの動脈硬化性疾患、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞やがんの原因ともなります。
そこで提案ですが、食べ物を前にしたときに、本当に頭ではなく、体が必要としているのかどうかを自分に問いかけるのはどうでしょうか?それを習慣的に行い、選択することができれば、体にとって良い影響を与えるのは間違いないと思います。
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